レ・ミゼラブル
おはようございます。
今日はヴィクトル・ユーゴー原作の映画レ・ミゼラブルを観てみました。
今作はミュージカル映画と言うことで原作から結構アレンジされているとのことでしたが、結構良かったです。
物語の始まり、労役によって草臥れた獣のような主人公ジャンバル・ジャンが更生し、使命を感じ全てを賭して奔走して行く姿は胸に熱いものが込み上げてきます。
作品の根底にフランス革命があるのはあるのは分かるのですが、それ以上に人の生きる意味みたいなものが個人的には強く感じられました。
大人へと成長したコゼットの歌声が素晴らしく、物語の終盤をより感動的なものにしてくれています。素晴らしい。
それから街並みがことごとく美しく、西洋へ対する憧れが募ります。
・雑感
ジャンバルジャンもジャヴェールも何と闘っていたかを考えると物語が深まる気がします。
人は皆、一人では抱えきれないなにかに突き動かされていると、感じました。
少し長めのお話なので、ゆっくりと物思いに耽りたい時にオススメの映画かなと個人的には思います。