the longest day

アラサーが映画レビューを100本ノックしてます。基本はゆる〜く、時に真面目に。コンテンツってなんなのか紐解いていきたいと思う。

マッチポイント

おはようございます。

今日は2005年に公開された罪と罰を想起させるイギリスの映画「マッチポイント」を観てみました。

舞台はロンドン、テニスコートのネット側、人の姿は見えずテニスボールだけが行き交っています。唐突にボールがネットにかかり、コードボールになってしまいます。どちら側に落ちるのか、運良く向こうに落ちたら勝ち、こっちに落ちたら負け。そんな暗喩で物語は始まります。

・あらすじ

アイルランド出身のプロテニス選手のクリスは、テニスプレイヤーとしての限界を感じてテニスクラブで教えるようになります。そこで上流階級でハンサムなトムと親しくなり、オペラに誘われたことがきっかけで彼の妹クロエと出会います。二人は急速に仲を深めていきます。しかし別の日、別荘に招待されてクリスはトムの婚約者で金髪の美女ノーラにも一目惚れしてしまいます。

クリスも最初は理性を保っていたものの次第にそれは崩れ去り、罪と罰に苛まれるような物語が展開されていきます。

・雑感

個人的にはクロエの方が可愛らしくて、フェミニンな感じが好みだけど、セクシーで魅力的なノーラに惹かれてしまう気持ちも分かりますね。

エンディングは賛否両論あると思うんですが、作品の雰囲気としては非常に噛み合っていると個人的には思いました。