the longest day

アラサーが映画レビューを100本ノックしてます。基本はゆる〜く、時に真面目に。コンテンツってなんなのか紐解いていきたいと思う。

アニマル・ウェポン

おはようございます。

今日は久しぶりに自然の世界を覗いてみたくなったので、2019年公開のドキュメンタリー「アニマル・ウェポン」を観てみました。

視聴時間52分 楽に観れます。

・あらすじ

今作は何百万種もの生き物たちの中、独特の武装をしている数千種、角や牙のある生き物たちにスポットを当てていきます。

アメリカのモンタナ南西部、動物の武器だけ集めた場所があり、様々な角が並べられています。まるで骨で作られた白い森のようですが、ここは角の博物館です。

そんな中、一対の角の片割れを生物学者ダグ・レムエンが抱えていますが、とても巨大です。オスのアメリアカシカの枝角は2本セットで約9キロあり、毎年頭から生え落ち脊椎動物の骨組みの中で最も成長が早いことが紹介され、ほかの動物たちの武装についても触れていきます。

自然界の様々な武器は海の生き物にも、森の中の虫たちにも備わっており、攻撃だけではなく防御や用途不明のものもある。だが、今作は大きく成長していった武器のみにスポットを当てている。なぜ彼らはそんなに極端に武器のみを成長させていったのだろうか?

カブトムシ、クワガタ、サイ、カバ、カメレオン、フンコロガシ、シオマネキ、そしてメスのレンカクにスポットが当たっていきます。

・雑感

1.生々しくも美しい世界が映し出されている。何の為に生まれてきて、何の為に生きているのか、生物の原点を感じることが出来る。知ると言うまで深くはないが、意識を感じて、考えはじめると言う感覚が心地よい。

2.武装競争と言う言葉が出てくるが、これは人間界にも当てはまるなぁと、感慨深くなった。

動物たちの場合は強化しすぎた為に思わぬ代償を負うことになったが、人間の場合を想像してみると面白かった。宇宙人が来たら搾取される側になるかもしれない。

3.アニマルウェポンって言葉の響きが単純にかっこいい。男のロマン感ありますねぇ。