the longest day

アラサーが映画レビューを100本ノックしてます。基本はゆる〜く、時に真面目に。コンテンツってなんなのか紐解いていきたいと思う。

Dear Friends

おはようございます。

今日は2007年に公開された日本の映画「Dear Friends」を観てみました。

視聴時間115分 重いテーマだけど、わりとサクサク見れました。

・あらすじ

今作はニット帽を被り思いつめた様子の少女が、病院の中を駆け抜けて、屋上までたどり着くと飛び降りようとするシーンから始まります。

そこから場面は過去に戻り、さっきの少女リナが友達の彼氏を奪って友達とケンカします。自由奔放で気の強いリナは友達は利用するものだと言い放ちます。その後、夜の街へ繰り出したリナはクラブで踊り、アメリカ帰りの洋介と知り合います。

家では家族とは上手くいっていない様子のリナ、学校でもサボりがちで孤立しており、友達なんか要らないと言います。

しかし、そんなリナを同級生のマキだけは心の中で慕っています。もう一人の主人公であるマキはリナとは見た目も性格も真逆で、内気だけど真面目そうに見える少女です。

ある時から急に吐き気を感じるようになったマキ、最初は気に留めていなかったものの、クラブで踊っている最中に倒れ、病院で検査を受けることになります。

そこで入院していた小学生くらいの女の子カナエと出会い、存在を忘れてしまっていたマキと話すことになり、病に苦しみながらもリナは少しずつ変化していきます。

・雑感

1.登場20歳前後だった北川景子は実は結構緻密な演技をするタイプに見えた。本仮屋ユイカ演じるマキと役を交換しても上手くやってしまいそうな柔軟性を感じました。

2.ストーリーの骨組みは強くて良さそうなのに肉付けが足りないような、映画にまとめるために荒削りになってしまったような感じがある。

分かりやすくなっていると言えばいいのかも知れないが、リナがなぜ友達と言う存在を軽視するのかと言う部分と洋介の存在はもう少し掘り下げても良かったのではないかと思う。

なんと言うか展開が良くも悪くも早いですね。