映画 宇宙兄弟
おはようございます。
今日は現在も連載中の人気漫画「宇宙兄弟」が原作で2015年に公開された日本のストーリー映画「宇宙兄弟」を観てみました。
視聴時間129分 テンポよく見れます
・あらすじ
今作は兄のムッタ、弟のヒビトが小さかったころの回想からはじまります。夜、丘の上から夜空を見上げた時、光る謎の飛行物体を見かけたことで二人は宇宙を目指すことを心にします。
その後、場面は大人となったヒビトが宇宙飛行士になり、記者会見をしているシーンへと移っていきます。日本人初の月面歩行者になることを記者に質問され、含みのある回答をします。
一方、兄のムッタはコンセプトカーのデザイン会社に勤めていたものの、上司にヒビトのことを馬鹿にされた怒りから頭突きをかまして仕事をクビになってしまいます。
就職活動をしてもなかなか決まらないムッタ、そんな時、出した覚えのない宇宙飛行士の書類審査合格の通知が届きます。ムッタは犯人がヒビトだと思い電話をかけると、一本のカセットテープを聴くように言われ、子供の頃の約束、一緒に宇宙に行くことを思い出します。
宇宙飛行士になりたかったけど、諦めて生きてきたムッタだか、これがきっかけで宇宙飛行士を再び目指しはじめる決意をします。
ムッタはJAXAでの様々な試験に挑み、仲間も出来るものの、二次試験の感触が良くなかったようで、落ち込んでいます。
そんな時に再びヒビトから電話があり、ムッタはヒビトのいるNASAに出かけて行きます。激励されたムッタは過去を思い出したり、ヒビトが月に行く前に書いていた遺書を読み、また気持ちに火をつけていきます。
そして、いよいよヒビトは月へ旅立ち。地球に残されたムッタはなんとか二次試験を通過して、過酷な三次試験へと挑んでいきます。
・雑感
1.なかなか原作再現されていると思う。ムッタ役の小栗旬もヒビト役の岡田将生も良かったと思う。尺の都合上、ストーリーは途中から原作とは違うものになるが、大事な部分は抑えており、続きのストーリーも映画化されたら観たいと思った。
2.ムッタの主人公としてのイメージが新しい。
近代の主人公像は多様化しているが、その中でもなかなかレアだと思う。序盤でヒビトに対する劣等感の塊と指摘されるのだが、その人間味が溢れている部分に親近感がわく。
また、捻くれたような独特の感性を持っているのに、時に子供のような純真さがあり、魅力的です。
3.少しだけ未来の話。宇宙を夢見たくなる内容です。宇宙に興味がない人も、この映画や原作を観たら魅力的なキャラクター達に惹きつけられて、夜空の見上げ方が変わる気がします。