アメイジング・グレイス
おはようございます。
今日は奴隷貿易に立ち向かった二人の若き政治家を題材にしたイギリスの映画「アメイジング・グレイス」を観てみました。
今作は様々なテーマが凝縮されていて、とても濃厚な内容になっていると思いました。政治、思想、世界情勢、それらを紐解く為の歴史。物語を詳しく知ろうと色々調べたら結構頭がいっぱいになりました汗
実話を元に主人公のウィルバーフォースと、彼と同じ志を持つ友人のウィリアムピットを中心に描かれているのですが、二人の友情も見どころの一つです。お互いを高め合うような関係は素晴らしいですね。
裸足で草原を走っているシーンで "走ってるとトゲも感じないが…。我々は駆け抜けないとな" と言うフレーズがとても印象的でした。
・雑感
今では当たり前になったが、当時では考えられなかった人種差別を無くそうとする行いが湧き上がってくると言うのは人間には元々善の心が備わっているのかなと考えました。
今ではユヴァル・ノア・ハラリ氏が種差別について意見を述べていますが、そんなことを思い出しました。
今作は作品への没入と言うより、作品を通して何かの概念に没入したい人にオススメの作品なのかなと思いました。
なかなか濃厚な時間を過ごせると思います。