教授のおかしな妄想殺人
おはようございます。
今日はエマ・ストーン出演の映画が観たかったので、2015年にアメリカで公開されたコメディ映画「教授のおかしな妄想殺人」を観てみました。
今作は、ひとりの中年男性が車を運転しながら、大学に新任してくるところからはじまります。哲学を語る、彼が主人公のエイブです。そこにエマ・ストーン扮するジルが彼の説明を少し加えます。
新任してきたばかりのエイブは歓迎会に参加し、授業を行い、同僚達とのランチを断り、また授業を行い、授業の終わりにジルにレポートの出来を褒めて、話しかけます。
常にヴィンテージのシングルモルトを持ち歩き、哲学を語るエイブにジルは恋人がいるにも関わらず惹かれていきます。
やや陰鬱な雰囲気のあるエイブを心配して、ジルは金曜の夜のパーティーに誘いますが、ジルの彼氏ロイは面白くないようです。
そして、パーティーの当日、エイブは酔っ払ってロシアンルーレットを決めて周りを驚かせます。そんな彼の苦悩や繊細さがジルの心には響いたようで、二人は急接近していきます。
そんなある日、二人がレストランで会話をしていると、父親びいきの悪徳判事によって理不尽に親権を奪われそうになっている母親と、その親戚達の会話を耳にします。そこでエイブは母親に代わって悪徳判事の殺人をすることを考え、自分の人生に意味が生まれたと思いを募らせていきます。
エイブは夜には興奮して眠れないほど、ひたすら殺人計画を考え始めたことで快活になっていきます。一方でジルはロイに恋をしながらもエイブとの恋に夢中になっていきます。
・雑感
1.エマ・ストーンがセクシー&キュートで最高。こんな教え子が自分を好きでいたなら、合法にする為に結婚するしかないと思いつめそう。
前半中盤はナチュラルな感じがするけど、クライマックスの演技力が素晴らしい。
2.コメディ映画と言えるのか?個人的には悲喜劇と言うジャンルが相応しいと思う。
殺人と言う重いテーマに悲しさがあるのに、わりとあっさり観れる作品になっていると思う。
3.人生は意味をつけた後に始まる。今回はネガティブな目標で始まったけれど、強い意志を持って目標に向かうことで人生は躍動していくのがとても感じられた。