the longest day

アラサーが映画レビューを100本ノックしてます。基本はゆる〜く、時に真面目に。コンテンツってなんなのか紐解いていきたいと思う。

麗しのサブリナ

おはようございます。

今日は久しぶりにオードリー・ヘプバーンの映画が観たくなったので、1954年に公開されたアメリカの映画「麗しのサブリナ」を観てみました。麗し(うるわし)って最近なかなか使わないけど、ヘプバーンにピッタリな言葉ですね。

今作はヘプバーンが語るプロローグから始まります。大富豪に仕える運転手の娘サブリナは恋をしています。父の車の洗車を中断して、裸足で木登りして、隣の豪邸で行われている宴の中にいる彼を見つめます。彼の名前はデイヴィット、大富豪の次男でハンサムで少しチャラいけど渋い感じです。

サブリナは最初は田舎娘と言う風なんですが、とてもセンチです。父から叶わね恋をやめるように言われて自殺しようとします。しかし富豪の長男に見つかって事なきを得て、翌日には父に勧められていたパリに留学し、料理を学ぶことになります。

そして、2年後にサブリナは見違えるような美女になって帰国します(元から美女だった気がするけど)デイヴィットは彼女に惚れ込み自宅のパーティーに招待されるところから物語は躍動していきます。

ここから物語は二転三転して面白くなって行くんですが、ネタバレを読むと面白くなくなる気がするので、気になる人はぜひ続きを見てほしいですね。

・雑感

「月に手を伸ばすのは止めろ」と諭す父に対して、サブリナは「月が私に手を伸ばしているのよ」と自信満々に答えるシーンは、ヘプバーンの魅力がとてもよく表れています。名台詞だと思う。

ちょっと昔の映画は翻訳をつけてない部分がままあるのですが、とても発音が綺麗でハッキリ通る声なので、英語に弱い僕でも普通に見ていられたのがすごいなぁと。

やっぱりヘプバーンは絶世の美女で他の作品も観たいなぁと思いました。日本で公開されてない作品もあるみたいだけど、今の時代なら観れる気もする。

金か恋か、仕事か日常か、少しネガティブになっている時に観たら気分転換になる作品かなと思いました。