the longest day

アラサーが映画レビューを100本ノックしてます。基本はゆる〜く、時に真面目に。コンテンツってなんなのか紐解いていきたいと思う。

5月に観た映画まとめ

おはようございます。

今月も早くも最終日と言うことで5月に観た映画をまとめてみたいと思います。

今数えたら5月も先月と同じく18作品をレビューしたようです。その中で個人的オススメベスト3+αを書いてみようと思います。

・第3位「ボヴァリー夫人

まず、何回も映画化されているストーリーが素晴らしい。よくある不倫の話と言ってしまえば陳腐になってしまうが、これぞ王道と言う古典の風格がある。夫人が徐々に転落していく姿は様々なことを考えさせられます。人間は誰でも負の一面を持っていて、それをどう抑えるべきなのか悩ましい。あと音楽や周りの風景、衣装も物語の質をすごく高めてくれていますね。

・第2位「キャロル」

女性同士の恋愛と言うテーマをとても繊細に描いている。原作はだいぶ昔なのに内容はかなり先鋭的。難しそうに思える配役を主演の二人が素晴らしい演技力でこなしている。

自分の価値観を豊かに、増やしたいと思った時に観たい映画かなと思いました。

・第1位「嵐が丘

悲劇の愛の物語。モノクロの映画は映像美として好みが分かれるところだけど、台詞回しの素晴らしさだけでこの作品は今月の一位にしたいと思いました。

胸の奥に響いてくる言葉達、やや芝居がかっているように聞こえる人もいるかも知れないけど、とても感情に訴えかけてきます。

行くべきか退くべきか迷っている人にオススメの映画です。

・個人的ベスト「赤い風車」

とにかく濃密。酒、愛、コンプレックス、絵描きとしての情熱、一人の人間としての矜持。これは一つの作品に詰め込める容量が溢れ出ていると思いました。

詳しくは昨日、一昨日と連日レビューしたので見て頂けると幸いですが、これは時間のある時にお酒を飲んだりして頭を空っぽにしてから観たい映画だなと思いました。

・まとめ

プライムビデオで無料で観れる作品は尽きてきたかと思ったけど、後半はかなり良い作品に巡り会えた気がします。1位はすぐに決まったんだけど、2.3位は何にするかだいぶ悩みました。

ロダン カミーユと永遠のアトリエ」も「タイピスト」もかなり良かったです。とくにタイピストは展開がドストレートなので、サクッと観たい人には良いかも知れません。

自分の好みは結構内容重めで懐古主義なんだなと、少し思いました。

今月は先月より視聴数多い気がしてたんですが、まさか五分とは思いませんでした。来月は尺の長い映画も観ていきたいなと思います。

・視聴作品リスト

1.ハンナ

2.アメイジング・グレイス

3.ニューヨーク眺めの良い部屋売ります

4.トータル・リコール

5.大統領の料理人

6.空海

7.????

8.キャロル

9.ブルゴーニュで会いましょう

10.嵐が丘

11.麗しのサブリナ

12.タイピスト

13.ロダンカミーユと永遠のアトリエ

14.マッチポイント

15.ある天文学者の恋文

16.ビックフィッシュ

17.ボヴァリー夫人

18.赤い風車