映画 恋空

おはようございます。

最近は話題になった日本映画も観ていこうと思ったので、新垣結衣さん、三浦春馬さん主演で2007年に公開された映画「恋空」を観てみました。

視聴時間129分 序盤から結構すらすらと観れます。

・あらすじ

今作は新垣結衣演じる美嘉が過去を振り返るナレーションからはじまります。

高校生になったばかりの美嘉はふとしたきっかけでヒロと知り合います。最初は一言も話さなかったけれど、美嘉が携帯を落としたことがきっかけでヒロは電話番号を知ります。

ヒロは名乗らないまま、頻繁に電話をかけてきて、夏休みの間に二人は仲良くなっていきます。始業式の日、ヒロは初めて名前を明かして美嘉に出会います。最初、こわもてのヒロに美嘉は距離を取りますが、ヒロの優しい部分を感じとって二人の仲は深まっていきます。

はじめて結ばれる二人、ヒロの元彼女による逆恨み、そして妊娠と別れ、物語はハイペースで進んでいきます。

・雑感

1.当時は恋空にネガティブなイメージを抱いていましたが、食わず嫌いだったようです。とても面白かった。映像も綺麗で、新垣結衣演じる美嘉の真っ直ぐな想いが混じりっ気なく表現されていて切なくなる。

2.制作費をそんなにかけていないとのレビューを観たんですが、主演の二人が際立っており必要がなかったのではないかと思いました。

どこにでもありそうな自然風景の大きな背景に二人だけを映し出して釣り合いが取れるのは、撮り方も上手かったし、監督は結構自信があったんじゃないかなと想像しました。

3.やや展開が早く、平面的なストーリーなのだが、歳をとってから見返すと色々な発見がある。ご都合主義のような展開も、若ければ想像を働かせずに行動した結果と納得したり。新垣結衣に共感して青春の淡さを体感できる。

4.新垣結衣の透明感が限界まで現れてる。そしてナレーションする声がとても良かった。

5.青春を思い出したくなった時、味わいたくなった時にオススメの映画かなと思いました。